2012年02月

2012年02月12日

眼前に広がる黒と白
水墨画といわれても違和感のない景色がそこにあった

きっと画材がないから水墨画を描いていたのではないだろう
そう見えたから そう描くしかなかったのだと思わされる

世界初の水墨画はやはり自然を描いたのだろうな

m-20_11259 at 23:37コメント(0)トラックバック(0) 

2012年02月02日

瞼を引き剥がす
耳は痛みを訴え
やはり眼前の空気もシンとしている

刺す
刺す刺す刺す

帽子を目深にかぶり
襟で粉雪を避け
喉は冷えきり渇いてしまう
退避にもならない

ただ刺す
刺し続ける

冷風と言えば聞こえもよいが
寒風となれば話は違う
涼風と言える時節ばかり待ち遠しい

が刺す
尚刺す

奪われた体温は
そのまま疲れに変わったようで

m-20_11259 at 23:48コメント(0)トラックバック(0) 
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